2014年度 夏季研究集会
(現代社会問題研究会主催)
今なぜ「憲法改正」か
−ジャーナリストの視角から−
【研究集会の趣旨】
安倍政権の暴走が止まりません。昨年の国家秘密保護法、今年の解釈改憲による集団的自衛権行使容認の閣議決定への動きなど、憲法をないがしろにし、「戦争のできる日本」作りを進めているかに見えます。また、それを支える国家の教育への介入、教育委員会改悪法案など政治反動も著しいものがあります。
さらに、第3の矢である成長戦略は、労働法制の改悪を大きな柱に掲げ労働時間から成果の応じた給与を支払う制度の導入など、労働者の諸権利を否定する雇用制度改革へと邁進しています。
他方で、各種の世論調査でも明らかなように、安倍政権への支持とは裏腹に、憲法や原発問題など一つひとつの課題に対しては、多くの人々は、現在の政権の政策をけっして良しとはしていないのも事実です。
そういうなかで、大きく見れば、今日の政治反動は、職場・地域・教育という社会全体を揺り動かしながら、「憲法改正」へ向かっていると言ってよいのではないでしょうか。
今日の「憲法改正」へ向かう社会の状況は、様々な視点から、そして総合的に分析されなければなりません。
今年度の夏季研究集会は、今日の政治反動のあり方とそのなかでの若者の意識を深く理解するため、ジャーナリストの津田大介氏をお招きして、語り合う場としたいと思います。
【研究集会の要領】
テーマ:今なぜ憲法改正か−ジャーナリストの視角から−
講師: 津田大介氏
日時: 8月30日(土) 13時00分〜16時30分
構成: ★受付 13時00分〜13時30分
(1) 講演−津田大介氏− 13時30分〜14時50分
(2) 質疑・意見交換 15時00分〜16時30分
場所: LMJ東京研修センター
文京区本郷1-11-14小倉ビル
現代社会問題研究会事務局 平地一郎研究室気付(佐賀大学経済学部)
hirachi@cc.saga-u.ac.jp