2017年度夏期研究集会のご案内
テーマ:マルクス主義と現代
―『資本論』第一巻刊行150年及びロシア革命100周年―
T部 講演(1)中国の社会主義
侯為民氏(中国社会科学院)
U部 講演(2)マルクス主義と現代
山崎耕一郎氏(労働者運動資料室)
コメント・討論
(1)宝田公治氏 (2)吉田進氏 (3)平地一郎氏
日時:9月2日(土)13:30〜17:00
場所: LMJ東京研修センター
東京都文京区本郷1-11-14 小倉ビル3階
今年は、『資本論』第一巻刊行150周年及びロシア革命100周年にあたります。
マルクスの資本論は、資本主義経済の基本的仕組みを明らかにし、それまで平等の理想を追求してきた社会主義に、科学的な光をあてました。そうした科学的社会主義は現実の運動となって、1917年のロシア革命、戦後の植民地解放から社会主義政権の樹立、社会主義的政策の改革運動など様々な経験を重ねてきました。
残念なことに、ソ連と東欧の社会主義体制は、その後崩壊を余儀なくされました。そしてその原因を科学的に分析・総括し、今後の労働者運動に活かしていくことが、現在の私たちに課された大きな課題となっています。現代社会問題研究会が、この度『資本論と社会主義、そして現代』と題し、出版しましたのも、そのための一つの試みです。
今年度の夏季研究会ではそれを踏まえ、「マルクス主義と現代」と題し、現代の社会主義運動の課題についての活発な意見交換を行いたいと思います。是非とも多くの皆様のご出席と討論へのご参加をお願い致します。
現代社会問題研究会
佐賀大学経済学部 平地一郎研究室気付
(連絡先)電話0952(28)8459 メールアドレスhirachi@cc.saga-u.ac.jp